インタビューは2022年2月上旬に行いました。
Q1. 自己紹介をお願いします
参議院議員の里見隆次と申します。私は1967年10月生まれで、現在54歳です。妻との間に子どもが4人おりまして、今愛知県の岡崎市に住んでいます。また妻と、妻の両親とも住んでおります。加えて、小鳥も飼っていまして、非常に賑やかな家族であります。育児とか、介護とか、そういった実体験の中で実生活を送りながら、東京に来て、国会でも仕事をしております。よろしくお願いします。
Q2. 政治家を志した理由は何ですか?
私は24年間厚生労働省で仕事をしてきました。雇用、また労働問題からはじまって、また介護、看護人材の確保など、福祉・医療分野にも関わらせて頂きました。また国会担当の連絡室長というのもやりまして、国会と永田町と霞ヶ関をつなぐ役目も仰せつかっておりましたけども、より広い立場で、国民の皆さんに接しながら、国民の皆さんの大事な生活、これを守っていく、そういう仕事がしたいな、というところで、愛知県でそうした機会を頂きまして、決意をさせて頂きました。
Q3+Q4.この任期(6年弱)で特に注力したテーマや法案を2つ教えてください。
一つは、就職氷河期世代対策です。残念ながら、20代学生を終えて、就職困難な時期に、ご本人の責任ではなかったと思います、その時に就職できなかった、あるいは、正社員として就職できなかったことで、そのあと30代、40代を過ごされてしまった方、今でも多くいらっしゃいます。そうした方を令和2年度から令和4年度にかけて正社員を30万人増やしていこうという、こうした対策をしてまいりました。
公明党が強く3年前に押して、現在着実に進んでいますけども、ただ今回のコロナ対策で、ややスピードが鈍っています。これをさらに引き続き、進めていきたいと思っています。
もう一つ、法案としましては、労働者協同組合法の成立というのがありました。法律の多くは、政府が提出をする閣法、政府が提出する法案なんですけども、これは議員の有志によって、提出をし、成立を見た、いわゆる議員立法です。私もその議員連盟の一人として、諸先輩と一緒に、特に公明党の坂口力さん、桝谷敬吾さんと一緒にがんばりまして、そして今回この法案を通しました。これは働く人が経営者でもあり、働き手でもあり、出資者でもある。地域のニーズに応えて、地域のみんなと一緒に地域の課題を解決していく、新しい働き方です。これをしっかり取り組んでいきたいと思います。
Q5. 次の任期で注力したいと思っているテーマは何ですか?
仕事と家庭での生活、育児とか介護があると思いますが、また様々な地域活動、学生の時であれば、様々なサークル活動、ご自身の趣味に応じた活動、こうしたものをバランスを取りながら、30代、40代、50代も、働くだけじゃなくて、地域でも家庭も活躍できる、そんな世界を目指していきたいと思っています。
そのためには、リカレント教育ということが、言われておりますけど、仕事をしている最中でも、ある時期は教育をもう一回勉強し直してみよう、ある時は地域活動をしっかり頑張ってみよう。こうしたことが、より柔軟にできるような、仕組み作りに取り組んでいきたいと思います。
Q6. 若者にまつわるテーマで今最も重要だと思っている課題は何ですか?
先ほど就職氷河期世代の話をしました。これから、そういった世代を作らないという決意のもと、今の若いみなさん、また学生世代のみなさんには、ぜひ若い頃から、就職に関しての意識をしっかりと持って、そして自分に合う適職は何なのか、そうした方に必要な訓練をもっとして、しっかりとした手に職をもっていく。そして自らのスキルを持って、様々な場で、働いていくことができる。そういった環境を作っていきたいと思います。そうしたところに、厚生労働省の24年間の経験を生かしていきたいと思います。
Q7. 次回参院選(2025年)までの被選挙権年齢引き下げに賛成ですか?もし賛成なら、何歳まで引き下げるべきという意見もあればあわせて教えてください。
被選挙権という意味では、今参議院については30歳以上となっていると思います。一方で、衆議院は25歳以上ですから、ここに5歳のギャップがあります。しかしながら、参議院も任期は6年と長いとはいえ、やはり若い方々の柔軟な発想というものが必要だと思います。
その意味でまずは、参議院についても25歳以上ということを目指すということが、一つの考え方ではないかなと思います。
Q8.所属する政党(公明党)のPRしたい点は何ですか?
私の所属する政党は公明党です。公明党のトレードマークが、太陽のシンボルマークです。太陽は、どこでも照らしていく、太陽があるところに影はない。という意味合いがあるのかなと、私自身捉えておりますけども、つまり健常者でも障がいを持つ方であっても、平等公平に扱っていけるような社会を目指していく。あるいは地理的に見ても、本土、本州、四国、九州、北海道だけではなく、様々な数百にも及ぶ離島があります。そうした離島に住まわれる方々も不自由なく、不便なく、過ごせるような社会を目指していく。そうした光を隅々まで当てていく、こうしたことをしっかりと私も継承して、また進めていきたいと思います。
Q9.自分以外に注目してほしい国会議員を教えてください。
私と同じく公明党愛知県選挙区から出ている安江伸夫さんという、参議院議員がいらっしゃいます。現在34歳で、参議院の最年少です。しかしながら、弁護士としても経験を積み、また地域でも青年会議所など、地域の経営者のみなさんとも、頑張って協議をし、まちづくりをしている、非常に立派な人物です。彼を一押しでみなさんに推したいと思います。
Q10.政治家に必要な資質は何だと思いますか?その上で、自分に投票してほしい理由を教えてください。
最近総理が「聞く力」とおっしゃってますけども、そもそも公明党は「小さな声を聞く力」ということをモットーにして、日頃政治活動をしています。もちろん私もその小さな声を大事にしております。先ほど公明党のシンボルカラー、太陽のごとくに、という話をしましたけれども、本当にこの声なき声、また小さな声をしっかりと聞いていく。そうしたことを、我々として努力するべきじゃないかなと。そしてその隠れている声、困っている声をしっかりと捉えて、それを政策に繋げていく。それが政治家のあるべき姿だと思っています。私自身、本当に耳を研ぎ澄ませて、こうした声を聞いていく。そうした力をこの6年間も頑張って付けさせて頂きましたので、ぜひみなさんにご期待を頂いて、さらに頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。
「single-issue」は、日本若者協議会がつくっている政治メディアです。
2022年参院選立候補予定者インタビュー、
今回は、公明党の里見隆次 参議院議員(愛知)です。
■里見隆次 参議院議員
Official Site:https://satomi-ryuji.com/
twitter:https://twitter.com/satomi_ryuji/
facebook:https://www.facebook.com/satomi.komei/
instagram:https://www.instagram.com/satomi.ryuji/
YouTube:https://www.youtube.com/c/%E9%87%8C%E8%A6%8B%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%98
LINE:http://line.me/ti/p/%40satomi-ryuji
■「single-issue」
「政治で社会課題の解決を」をキャッチコピーに、
社会課題に各政治家はどう立ち向かっているのか、インタビューを通して、わかりやすく伝えていく、日本若者協議会がつくっている政治メディアです。
Official Site:https://single-issue.jp/
twitter:https://twitter.com/singleissue_jyc
instagram:https://instagram.com/single_issue_jyc
tiktok:https://www.tiktok.com/@single_issue
note:https://note.com/single_issue
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCSVBIbuDQXdhvpmOE_CRg2Q
■日本若者協議会
若者の声を政治に反映させることを目指し、各政党や政府などに政策提言などを行っている超党派の若者団体です。
HP:https://youthconference.jp/
twitter:https://twitter.com/YPJ2019
instagram:https://www.instagram.com/youthparliamentjapan/
facebook:https://www.facebook.com/YouthParliamentJapan/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCvnscmEy5gAFRQypzEmUHzQ