インタビューは2022年6月中旬に行いました。
Q1.自己紹介をお願いします
参議院議員の蓮舫です。参議院議員になってもう18年になりました。男の子と女の子の双子のママです。幼稚園から大学まで、青山学院に行って、その後ニュースキャスターをやって、中国に留学をして、その後もう一回ジャーナリストとして活動をしていたんですけれども、とにかくこの国の子どもたちを支えたい、その思いで、何か変えなければいけない。
メディアではなくて、法律を変える仕事をしたいと思ったのが、政治家を目指した原点です。
Q2.政治家を志した理由は何ですか?
25年前に男の子と女の子の双子を産みました。1850グラムと2350グラムで、すごくちっちゃかったんですが、集中治療室にお世話になった時に、少子化なのに、医療で働く人たちがあまりにも少なくて、多忙で、本当に疲れているのを見た時に、あまりにも政治は現実を見ていないと思ったことが原点です。
全ては子どもたちのために、そのために仕事をしたいと思いました。
Q3&4.この任期(6年弱)で特に注力したテーマや法案を2つ教えてください。
特に力を入れているのは、行政改革、行革です。みなさんの納めた税金が何に使われているのか、残念ながらなかなかオープンにされていない。消費税、100円のものを買っても、10円つきますから、この10円が何に使われているのか、すごく大事だと思っています。
その部分では行革、税金の無駄遣い、それを指摘して正していく。そして、その財源を子どもの予算、教育、あるいは奨学金の無償化等に使いたいという提案をずっと行ってきました。
Q5.次の任期で注力したいと思っているテーマは何ですか?
特に今物価高が心配です。そうじゃなくてもコロナ禍でアルバイトがなくなった学生さんの切ない声をよく耳にしています。お金がなくて、あるいはご実家にこれ以上頼れなくて、一人暮らしもできない。あるいはもう学業も諦めないといけない。こんな切ない声があまりにも私のところに届いています。だからこそ、学生さんが望めば学べるように、あるいは家賃補助をして、その子たちの住まいをしっかり守ってあげる。子どもたちのための政策を何としてもやりたいと思っています。
Q6.若者にまつわるテーマで今最も重要だと思っている課題は何ですか?
若い方たちが結婚したいという相手に出会った時、結婚したいという決断をする時に、お金がないからできないという切ない選択をしないようにしたいと思っています。
あるいは子どもが欲しい、でも不妊治療、あるいは子どもを育てたらお金がかかる、だから諦める、絶対にそういうことがないようにするためにも、少子化対策、あるいは次の世代のために財政出動をしていく。これが政治の役割だと思っています。
Q7.次回参院選(2025年)までの被選挙権年齢引き下げに賛成ですか?もし賛成なら、何歳まで引き下げるべきという意見もあればあわせて教えてください。
大賛成です。選挙に行こうと言っても、なかなか当事者意識が持てないのであれば、選挙に出よう、こういう意識を若い方たちに持って頂き、その方達の声が今の昭和のおっさん政治じゃないところを思いっきり変えてもらいたいと期待しています。
立憲民主党も法案を出していて、衆議院議員では18歳から手を挙げられるように提案しています。
Q8.所属する政党(立憲民主党)のPRしたい点は何ですか?
立憲民主党は草の根民主主義です。決めたことをみんなが従え、そういう政治ではなくて、みなさんの声をきっちりと聞いて吸い上げる。そしてそこから、法律を作ったり、政策を立案して、みなさんのための政治を作っていく。大きな声とか大きな団体とか票がある人とか、あるいは献金をする人ではなくて、本当に暮らしや生活をしている人たちの声を大切にしている政党です。
Q9.自分以外に注目してほしい国会議員を教えてください。
私にも注目してもらいたいんですが(笑)、辻元清美さんというすごく仲の良い政治家がいます。何度叩かれても、潰されても、デマを飛ばされても、起き上がる。それは、やっぱり戦争を知っている、おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さんに育てられて、平和を作りたいという思い、そして貧困だった自分の学生時代からの思いを、今の子どもたちに同じことをさせたくないという強い意志を持っている。
その部分で私が誰よりも誇りにしている仲間です。
Q10.政治家に必要な資質は何だと思いますか?その上で、自分に投票してほしい理由を教えてください。
政治家に限らず、全ての職業において、みんなに持ってもらいたいのは、自信を持つことだと思います。この職業を選んだ自分、そして今この仕事をしている自分、それに自信を持つ。自信を持っているからこそ、発信もできるし、みなさんのための仕事ができると、私は強く言うことができます。
「single-issue」は、日本若者協議会がつくっている政治メディアです。
2022年参院選立候補予定者インタビュー、
今回は、立憲民主党の蓮舫 参議院議員(東京)です。
質問項目:
Q1.自己紹介をお願いします
Q2. 政治家を志した理由は何ですか?
Q3+Q4.この任期(6年弱)で特に注力したテーマや法案を2つ教えてください。
Q5. 次の任期で注力したいと思っているテーマは何ですか?
Q6. 若者にまつわるテーマで今最も重要だと思っている課題は何ですか?
Q7. 次回参院選(2025年)までの被選挙権年齢引き下げに賛成ですか?もし賛成なら、何歳まで引き下げるべきという意見もあればあわせて教えてください。
Q8.所属する政党のPRしたい点は何ですか?
Q9.自分以外に注目してほしい国会議員を教えてください。
Q10.政治家に必要な資質は何だと思いますか?その上で、自分に投票してほしい理由を教えてください。
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